美女と獅龍


……え⁇

「俺、見てないんだけど。」

その言葉で蓮君がキレたのはよーく分かった。

「今朝かって、遅れて来やがってよ。
てめぇ、何様のつもりだ⁇あ"ぁ⁇

この学校、校則 厳しいの分かってんのか⁇」

……なんか、面倒いな。

「とりあえず、ヘマ犯したことについては、雷人に言っておくから。」

お父さんに言うの⁉︎

「マジか……。」

お父さんに直接言われたら、俺 すげー怒られるんだけど。

蓮君と俺のお父さんは双子の兄弟。

そういうことで、蓮君とは仲が良い⁇よく喋る⁇

怒ってる時以外は、大抵 タメで喋るし。

透哉には、 "歳上……しかも、1代目の総長相手に タメとか……。" ってよく言われる。

けど、親戚相手に1代目も2代目もないよね。

「お父さんに言うのだけは、勘弁して欲しいです。」

「いや、もうメールしたから 人に頼んで 麗夜の誓い 録音してたから 録音ごと。」

「うわぁ!!!」

もう無理、暫く ずっと笑いのネタにされる……。

「諦めろ、お前が悪いんだろ。」

「そう、だけど……」

いいや、基本 倉庫で過ごして 家帰ってきてからは部屋に閉じ籠ろう。