美女と獅龍


2〜3分くらい歩いて、目的地に着いたみたい。

麗夜君はまだまだ若そうな女の人と話し始めた。

「お母さん、この女の子なんだけど……俺のこと怖いみたいでなんか 俺はダメみたいだから 家まで送ってあげて。」

「……えー、いいけどさ。

誘拐扱いされないよね⁇」

「大丈夫だって、変なことしなければ。」

「あー、お兄ちゃんに怒ってもらおー。」

「ごめん、ごめんなさい。
とりあえず、俺は戻らないといけないから この子……よろしくね。」

麗夜君は距離を取りながら、私に

「俺のお母さん、家まで送ってもらって。」

それだけを言って、また 来た道を戻っていった。