美女と獅龍


ついに私の背中には壁がある状態になって、私はこれ以上 逃げられなくなってしまった。

「……え、どうしたの⁇」

私はうずくまって、泣き始めた。

麗夜君は私の腕にそっと触れた。
その麗夜君の手を私は思いっきり振り払った。

「……っ、そういうことか……」

麗夜君は私から離れて、携帯を取り出し 電話を始めた。