「他の財閥の娘さん方はもう既に、婚約先が決まっているそうだ。 決まっていないのは、ここ相野財閥だけなんだ。 また縁談の申し込みが来ている。 その写真を瑞姫の部屋の机の上に置いておいたから、見ておきなさい。」 私は 机をバンーと叩いて立ち上がった。 「嫌よ、お見合いで結婚相手を決めるなんて嫌なの‼︎ 分かって……分かってよ‼︎ 私は他人とは違う、他の人と同じじゃなくたっていいじゃない‼︎」