美女と獅龍


携帯電話を閉じ、再びポケットにしまった。

「兄貴に怒られちゃった。」

ヘヘッーと笑う麗夜君はあどけない普通の少年だった。

獅龍の2大トップ……とか、最狂の副総長って呼ばれているほど喧嘩が強い人には見えないよ。

「……もう、時間も遅いし 家まで送るよ。
家、何処⁇」

「今日は……実家に帰る。」

私、普段だと一人暮らしをしている。
自分で言っちゃうけれど、私の家 かなりお金持ちだから……本当はね。