美女と獅龍


さっきから、あまり喋っていなかった髪の短い人がそう言った。

「あっ、そう。」

さっきまでナイフを持っていた人が 麗夜君⁇の頭に足を置いた。

「……おい。」

低くて、何だか怖い声が聞こえた。

頭を下げていて前が見えていないはずの麗夜君⁇は、素早く 自分の頭に足を置いている人の足を掴み、押し倒した。