獅龍だって、俺は自分でブレーキかけれねーから。
無理に俺を食い止める……っていうのは、透哉にしかできないから、っていう意味で副総長なんだし。
喧嘩の強さは、普通にTOPだし。
その証拠に 獅龍仲間内トーナメントでは毎回決勝に残ってるから。
とりあえず、三神⁇ってやつ すげーイラつくんだけど。
でも、暴力沙汰の事件とかは 絶対にしない。
"兄貴と姉貴には迷惑かけないようにする"って言ったから。
自分が言ったことはちゃんと守るよ、言ったことは筋を通せ っていつも教えられてるから。
兄貴とか姉貴……家族とか、獅龍の仲間が言われてたら、歯止めきかなかっただろうけど。
別に、俺は他人にどう思われて居ても構わないよ。
「いいよ、2番手で。
だから、三神君……かな⁇
君にクラス委員長の座に付いて欲しいな。」
ちゃんと笑顔で言ったつもり……引きつってたかもしれないけど。
トントンー。
「今 言い合っているように聞こえましたが、何かありましたか⁇」
……蓮君。
ていうか、なんで、校長先生が直接教室に来てんの⁇
「今、琴野君と三神君のどちらがクラス委員長をするか、っていう話になって居まして……。」
"そうなんですか" と蓮君は、しばらく考えてから俺を見て ニヤっと笑った。
……嫌な予感する。
「委員長、琴野 麗夜にしておいてください。
真面目だから、ちゃんと 仕事しますよ。」
「……へっ⁉︎俺⁉︎」
思わず、変な声が出る。
「何⁇」
"異論は認めない" って、蓮君の顔に書いてある。



