泣き虫れんあい


ビクンー。

私は、自分の肩が大袈裟に上がったのが分かった。

「大丈夫……です。」

大丈夫なことはないけれど、近くに人が居る方が大丈夫じゃない。

「どこ痛いの⁇」

彼は、私を抱きしめながら 頭を撫でた。