弱虫れんあい


ちゃんとアタッチメントも付けて、髪 切って行ってくれてるし 文句はない。

それに、最終的には 俺の意思だから。

一応、校則を守る為に あまり長くはなかった髪だけど、たくさんゴミ箱の中に入っていく。

「はい、できた。
森川は⁇」

「俺も……お願いします。」

俺が立ち上がった後の椅子に司が座った。

どうせ、司はスポーツ刈りだから 元々の髪も結構短いし 言うほど見た目は変わらなかった。

……今まで、どこにワックスつけてたんだよ ってくらいに司の髪は元から短かった。

司は俺よりも遥かに早く、終わった。

「あんま、見た目 変わってねーよ 司。」

「マジか。」

「これから、ワックスつけてる度にここだからな⁇」

「「へーい。
逆に散髪代 浮いて、助かる。」」

そんなことを言いながら、エネゴリ君とさよならして、部活ヘ向かう。

もう部活終了時間の20分前。
……練習 できない。