キュッー、バタッー、ドンー 走っていて、急に止まりターンをした時 先輩が止まり切れずに 転けた。 血が出ているわけではなさそうだけど……痛そうに顔を歪めている。 「救急箱、用意して。」 監督に言われて、救急箱をとりにいく。 その時、翔平先輩の水筒とタオルが置かれたままであることに気が付いた。 「……監督、琴野先輩が忘れ物をされているので届けてきます。」 「おう、頼む。」