『ごめんなさい、違うの、』
こんなことで泣いちゃって、子どもみたいじゃん。
腕で必死に涙拭いてたら、ギュッて。
丈くんが抱きしめてくれた。
「ごめん、俺も、ヤキモチ」
ちょっと恥ずかしそうに言って、またギュッてしてくれた。
先輩が言った意味がわかった。
「あの先輩、かっこいいから、楽しそうに話してんの見て妬いた」
ごめん、てまた謝って、
「髪、似合ってる」って、言ってくれた。
『ありがと!!!私も、丈くんかっこいいから不安になって、ヤキモチ妬いたの!ごめんね』
言うと、
「お前、すぐかっこいいとか言うのやめろよ、」て照れて、髪の毛触ってる。
そしたら、チュッて軽いキスしてくれて。
ぽぽぽってすぐ体温上がっちゃう。
『///お、おすしタベタイ!』
片言(笑)
「はいはい」って、丈くん、笑って、車発進させた。
初めてやきもち知った。
でも、かっこいい丈くんは独り占めしたいもん。
