「クッソー鬼畜上司!てめェマジ死ねェェェ!」
「ふ…吠えることしか知らない哀れな男…。
たんと苦しめホホホホホホ!」
私はそういい残すと、静時室のドアに手をかける。
ドアを出る前に一言ボソッと言い残す。
「…負けたやつは、今日の一流シェフのおやつなしね。」
そしてパタンとドアを閉める。
…とたんに、バカヤロウ共の咆哮が。
「「うおおおおおおお!」」
私はフッと笑って髪を払った。
…単純な奴らめ。
私はキッチンへ歩いた。きっと実戦の結果は引き分け。
一流ではないけれど、私が最高級の茶葉を使って、クリスタルティーを淹れてやろう。
女王代理たるもの、紅茶くらい淹れられなければどうにもならない。
(↑優子は意外と料理上手。ただし庶民料理のみ。)
仕方ないでしょーが!
高級食材を扱うと手が震えるのよ!
茶葉はいいのかっていうツッコミはなしね。
ふと、静時室のとなりに備え付けられている固定電話が目についた。
あれ。留守電が入ってる。
誰だろー?
「花怜ちゃんかな?」
何が起きたんだろう?
…ま、あとから連絡入るでしょ。
「さて、私は紅茶淹れるか〜。」

