タカラモノ~小さな恋物語~




「ふぁぁあ〜〜」



湯船に浸かって、溜まっている疲れをほぐす。



今日は色々あった1日だったなぁ。



大村さんとは2週間お仕事一緒かぁ。


と言っても、シフトそんなに常には被らないけど。



どっちにしても鈴音さんが言ってたこと、全部が真実じゃなかったね。



「なんか、良かったぁ〜」




あ、でも今日はケンがピリピリしてたなぁ。


なんかあったのかな?


ま、また今度聞いてみよう。


年上らしく、お姉ちゃんらしく相談に乗ってあげようじゃないか。



「ふふふっ」



つくづく思う。


私、本当に恵まれているなって。



周りの人たちに、恵まれている。



当たり前なようで、それって当たり前なんかじゃないんだよね。



今のバイトで、当たり前だけど店長が自分の中で大きな存在、もちろん、鈴音さんも、パートさん2人も。


けれど、ケンがいなかったら…私は今どうなってたのかな?



バイト、続けてる?


ここ最近は、ケンのことも本当に大事だなって思う。



同世代で、気持ち何気分かり合えて…



男友達があまりいない分、余計にそう感じるのかな。