「だーめ。会話きこうよ」 しぶしぶ従う。 「彼女さんへのプレゼントですかー?」 「あ、いえ」 「ご家族ですか?」 「いえ」 「あ、片思いですかー!」 「う、まあ」 やっぱ好きな子いたんじゃん。 「どんな子ですか?」 目をキラキラさせる店員。 「みちゃかわいいっす。でもバカで」 「すっごく好きなんですね!」 「あ...........」 無言になるあいつ。 もしかして、いやないか。 いくらなんでも自意識過剰だよね。 うん、ないない。