「やだったらやだー!」
「俺は今日もう一回したい」
「私はやだ!」
「俺の事嫌いになったって事?」
ウルウルな瞳。
かっこいい皇貴なのに、ウルウルしたら途端に可愛くなるとか罪。
「いや....それは....ない...けど「じゃ、今日もう一回」
ええっ!?
「わ、かったよ。今日だけね.....」
「ん」
可愛くて、かっこいい君に、今日も恋してる。
空いてる窓から優し風が吹く。
皇貴の黒いサラサラの髪がなびく。
「皇貴、やっぱ好き」
「俺は、もっともっと好き」
いつまでも一緒にいたい、
そう思える相手は皇貴しかいないかも。
そんな事言ったら冷やかされるから口にしないけど。
私は10年後も、20年後も、ずーっと、
黒い髪の君にキュンとしていたい.......
...THE END...