「ーーーー俺?俺は東京の国大」



「国大か、私は千葉か神奈川の専門学校に行くつもり」



「そっか、でもちけーし、いつでも会えるな?」



ほらまたニカって笑う...



その笑顔、他の誰にも見せないで欲しい。



「皇貴、わたし....」



「ん?」



「ううん、忘れて」



「言えよ?もしかして「違う!寂しくないし、皇貴と離れたって」



「......は?え、お前寂しかったの?」



「うっ、うるさい!」



ふはっ「なんか嬉しいんだけど」



「はあ?寂しいに、決ま、ってるじゃんっ!」



ははっ「うおっ?!」



思いっきりぎゅーっと皇貴を抱きしめた。