雅君から告白されて数ヶ月。
日がたつのも早いなあ。
私はもうすぐで冬だって事にやっぱりドキドキしてた。
だって、もうすぐ蠍座の私の誕生日で。
皇貴が一緒に過ごそうって言ってくれたんだもん!
まあ可愛いのは内心だけで...
「雪乃、来週は旦那様とどこへ?」
果音に話したらこうなりました。
毎日、毎日、毎日そう言われるとさすがに参る....
花織にいったら、ま、しょうがないさ、と言って同じクラスの友達と去って行った。
なんでっ?
「果音、うるさあーい」
「だって、楽しみすぎるもん!」
「果音が行くわけじゃないでしょ?」
「そうだけどさ?友達の分も嬉しく思えちゃうもんさん!」
なんて。
少し年寄りっぽく見えるのは私の気のせい?
「果音、次移動教室。いこ?」
「うんー!」
ていうか、今になってわかった。
なんで花織とクラスが別か。
私、理数系だった!
そして花織は文系。