「ここ、学校だってば.....」
「知ってる」
頭の上に皇貴は頬を乗せて喋るから、声が伝わってくる。
「もうすぐ来ちゃうよ?部活終わりの生徒とか....」
「別にい....」
少し拗ねたような口調になった皇貴に胸がキュンと音を立てる。
「もうー早く行かないとみられちゃうってばー」
「見られたくなかったらキス、しよ?」
その言葉一つ一つにドキドキがたまらない。
くっついてるから、心臓か早いって事、皇貴に伝わっちゃう。
「〜っ.....わかったから!私だって嫌...とかじゃないけど....ってもうやっぱ行こう?」
ヤバイよ、と付け足すと、体を離してくれた皇貴。
「じゃ.....家帰る」
少しムスーッとしてる所が可愛くって、頷いた。
「覚悟、しよけよ。バカ」
「え?なにに?」
「勉強しよ?今日は....姫歌がお前んちに泊まるからお前は俺ん家に泊まれよ」
「え?!」
いくらなんでも恥ずかしいって!

