下駄箱に着くと、皇貴は壁に寄りかかって参考書を読んでた。
その姿も様になってるという...
「皇貴、お待たせ」
そう言葉にすると、
視線をはずして参考書を鞄にしまった皇貴。
「遅くなってごめん.....わっ?!」
突然ギュッと抱きしめられた。
ふわりとした温かい温もりにドキドキは増していった。
「どっ、どうしたの....?」
「よかった.....アイツについてくんじゃないかすっげー心配してた」
「ついていくわけないじゃん!私....皇貴だけだって言ったじゃん」
「なあ、」
低い声にまたしてもドキッとする。
さっきより脈がずっと早くなった気がする。
「キスしてもいい?」

