なんでそんなことを聞くのだろうか....
不思議に思いながらも、答えた。
「彼氏は、いるよ?」
「えっ?!だっ、誰ですか?」
「え?や、今の....人」
「先輩隣に立ってた先輩ですか?」
その言葉にコクリと頷いた。
「ほわあああああ....すごい人と付き合ってるんですね...」
ごめん、私釣り合わなくて....
「先輩はあーいう人がタイプなんですか?」
「たっ、タイプっていうか。わかんないけど、気づいたら好きで」
「じゃあどんなタイプでもオッケーなんですね?」
「いや別にそう言うわけじゃっ....」
なんだろう、この子。よく分からない質問ばっかしてくるな....
「もう20分ぐらい話してるし、皇貴待たせてるから....」
そう言って足を動かした。
「先輩」
「ん、ん?」
手首を掴まれてビックリしてしまう。
「俺、年上とか関係ないっすから」
「あーうん?」
そのまま離してくれて、私はいそいそと下駄箱に向かった。

