「おはよーーーーー」



時間が過ぎて、あっというまにバレンタイン。



「花織〜き、緊張するよ!」



「大丈夫だから。なんたって私の親友じゃん?」



「そ、だけど....!私花織みたいに大胆にできないしっ」



「はあ〜い、行ってきな!」



背中を押されて皇貴の元へ飛んでった。



「うおっ」



ぶつかるっ.........!



でも私はやっぱり三浦の腕の中。



「大丈夫か?」



心配そうな表情で見つめてくる皇貴に胸がキュッと痛む。



皇貴...「あのね、放課後。待ってて、ほしいです」



「えっ...?」



目をパチクリさせながら小さく驚く。



「いや、あの「いいよ....どうせ暇だし」



「あああああっ、ありがとう!本当に、ありがとう!」



頬が少し赤らんでる気がした。