「皇は、お前に隠してたし。その事実を。てゆーかアイツ、お前の事すきじゃなかったんじゃねーか?」



「は?」



頭がこんがらがって、意味がわかんない。



私の事、好きじゃないのかな?



でも、好きって言ってくれたじゃん。



何回も...この前だって...!



信じた私がバカだった?



「桐原、私もう行く。もう、会わないって約束して」



「......わかった。俺、頑張って更生しようとおもうんだ」



「頑張って。でももう...私には関わらないでほしい。それだけ。じゃ...ね」



そう言って走って家に帰った。



私は、皇貴に好かれてなかったのかな?




事実が、知りたかった。けど知るのが、怖かった....