そう思ってると、走ってきた皇貴。



「ううん、ついさっき「来てねーだろ」



「なんで」



知ってるんだろう?



もしかして見張ってたとか?いや、さすがにそれはないか....



「お前、頬まっか。さみーんだろ?」



ニカーッて歯をみせながら笑いかけてくれた皇貴。



「うっ、別に...「ほらっ、これ」



自分が首にかけていたマフラーを私にかけてくれた。



「あ.....ありがと...」



皇貴......



「ふっとい首隠さなきゃな?」



「は.......はああああああ?!意味わっかんないんですけどーっ!」



ははっ「嘘だよ、バーカ」