黒髪王子に胸キュン中!





ガチャ.....バタン....




「ううっ、寒いいいいいい」



ブルブル震えながら、そう言うとフワッと首元が暖かくなった。



「ふえっ?」



振り向くと、三浦が笑顔で立っていて。どうやら私にマフラーをかけてくれた様。



「いっ、いいよー?」



ふはっ「着ときな、さみーんだろ?」



「〜〜〜っ.....ありがと」



顔が少し熱いのを感じながら、お礼を言った。



「じゃあ、私行くよ。頑張れ、雪乃!」



笑顔で去っていった花織。



手袋してないのかな?三浦。



「三浦、手かしてー?」



「ん?はい」



手を差し出してくれた三浦は頭の上にハテナを浮かばせていた。



「はいっ!」



私の手袋を一つ、手にはめてあげた。



「ちっせーよ、アホ」



笑いながらそう言うから、私もつられて笑う。



「お前のもうかたっぽは?」



「大丈夫......ほらっ!」