それにしても、誰だろう?
真嶋の両親は確か百合だったはず。
他に、誰が....
毎年ここに来てるけど、やっぱり慣れない。
やっぱり悲しみは、消せない。
「...っ.....」
静かに涙がこぼれた。
ここに来るといつもそう。私はまだ真嶋の事を忘れきれてない。
あの頃の淡い恋心を今でも全て消しきれてない。
そんな事を思ってると温かくていい匂いに包まれた。
ギュッ.......
私、抱きしめられてる?
三浦に、好きな人にされてそれがすっごく嬉しくて幸せで。
ドキドキ、する。
涙が乾いた頃、三浦にお礼をいった。
「ありがとう、三浦」

