黒髪王子に胸キュン中!





そう思いなおしたら何でだろう。涙がポロポロと出てきた。



「........っ.......く.......っ.......」



「えっ、ちょっ、森内?」



「真嶋っ.......!今ま、で....ごめ....ねっ?」



「別に、大丈夫だよ」



優しく微笑む真嶋。すごく、かっこよくて。



「森内?」



「.....ごめん。いいから、入って」



「え?」



無理やり真嶋を家に入れて救急箱を探す。



今日お母さん早くてよかった.....



....「はい、これで完璧っ!」



ニコッと笑ってみせると真嶋も微笑んでくれて。



すっごく幸せだった。



「あの.......さ」



突然口を開く真嶋。



「うん?」



「あれ.......本当?」



「あれ?」



「お前の好きな人が.......お、俺...て」



「あのね」

少し止まる。けどやっぱここで言おう。



言わなかったら、後悔する。



「真嶋っ.......すーーーーー.....好きです!」



「.......」


何も言わない彼はただ静かに涙を流していた。



「俺.......俺.......ごめん」