黒髪王子に胸キュン中!





・・・



次の日、目を少し腫らしながら登校した。



「雪乃、はよ」



この声.......「桐原....」



教室に入ると桐原が手を肩においてきた。



皆がザワザワと寄ってきて何事かと私たちの周りに集まってきた。



桐原の近くにいるせいか、体が震える。
特に桐原と触れてるとこ。



「俺ら、付き合ってるから」



何でみんなの前で.....?



「ちがっ「よろしくなー!」



ヒューっと皆が冷やかしてくる。



いやだ......嫌だ!



「な、雪乃!」



雪乃......あなたなんかにその名前で呼ばれたくない。



勝手に呼び捨てにしないで、気持ち悪い。



嫌悪感がまた私を責める。ふと、真嶋と目があった。



でもフイっとすぐ逸らされた。



ズキっ......



胸が痛んだ。なんでっ、なんでこんなになっちゃったの?



桐原の目的は私の人生をむちゃくちゃにする事だったの?



分からなかった。なんで、桐原がここまでするのかを。