次の月曜日からは学校だった。
少し、行くのをためらわなかったのは嘘とは言えない。
「ねえ、三浦と付き合ってるのお?」
朝、意味不明な質問が私の頭の上を飛び交う。
まあ、私に向かっての質問なのだが。
もしかして、この前のやり取りを見られたとかっ?!
.....いや、さすがにそれはないよね〜あはは〜はは〜ははは.......
「付き合ってないよ?」
付き合っては、いない。
うん、事実だ。
「そうなんだーてっきりそうかと」
何で、と聞くと女子達はこう答えた。
「だってえー夏休みの数日前手握ってたしいー?あと、仲よさげだしねえー」
うんうん、と他の女子も頷く。
あー、そういう事か。
あれは確かに私自身もビックリしたな。
けど、付き合ってるわけじゃなくってただ急いでたからなんだよね。