「卒業したんだなぁ。」


「そうだね。」


「立派な組長になって

俺は亜里沙にプロポーズする」


あぁ。なんていい彼氏を持ったんだろう。


どうしてこんな私を好きになってくれたんだろう。



「じゃあ、また連絡するな!!」


バイバイのキスをした。



これで最後なんだ。



「バイバイ。」





手を振って愁生は家に帰った。


「もう…会えないんだね。」


大好きでした。



愁生…今でも大好き。



愛してます。







私は、お兄ちゃんたちと愁生たちに手紙を書いて




家を出た。