未知の世界


それから一週間、心の中はポカンとしてただ時間が過ぎていった。
 
  



体が回復して食事を摂れるようになり、4人の大部屋に移された。





私以外の3人は、私と同じくらいの男の子一人、小学生の男の子一人、女の子一人。






小児科だから、男女一緒みたい。






体は大人なのに。




 

大部屋へ移される前に、警察がきた。





全ては鬼佐藤と近藤さんが話したから、私は書類にサインするだけたった。





確認で私が鬼佐藤と近藤さんのいるときに話したことを、もう一度警察から伝えられたが、まるで他人事のようであった。





何を他に警察が話していたかわからない。







覚えてることは、裁判が始まったら連絡がくるということ。




なんだか少し疲れた一週間だった。