「意味わかんない!てゆーか、何であたし心配してんのに離れなきゃいけないわけ‼?キモいの‼?あたし」
「いや、そーいうわけじゃ「じゃあいいじゃんっ!!」
「もうヤなんだけどこの子。ほんとヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ」
「先輩。これ、どーにかしてくださいよ!」
「とにかく、お前が離れればいい」
何ですと‼?
「先輩まで、はるるんの味方するんですか!いいですよ!いいですよ!あたしには、翔くんがいるもんっ」
はるるんから離れて、翔くんにべったりくっついた。
「あたしの最強のセコム。その名は翔くん!」
「おい、お前。離れろ」
そんな言葉とともに、志貴先輩によって、翔くんからペリペリ剥がされた。
明らかに志貴先輩は絶賛不機嫌。
「あぁ、あたしのセコムが!」
「セコムじゃねぇよ」
「そうだよ、美沙ちゃん。なんで、セコムなのにくっついてんの。セコムは防犯システムなんだから、くっついてちゃさーお兄さんが殴れないじゃないの」
「はい‼?翔くん、殴る気‼?」
「ちょいと、お兄さん。面貸してちょーだい。さっき、美沙ちゃんくっついてきたとき、胸当たってたでしょー?」
「え、そうだった?感触なかったけど」
悪かったね悪かったね。胸なくて!
リアル風早くんは、無意識に毒づいていたよ。
どこ行ったの。あたしの理想像風早くん。
爽やかで、優しくて。嫉妬する顔がちょっとキュンとくるあの好青年。
「あたしを、爽子と呼んで」
「はい、美沙ちゃん。今は、アホ病を発病している場合じゃないからねー。今、エセ風早くんに、尋問してるのー」
アホ病て何。アホ病て。
「おい、お前。コイツの胸がねぇからって、言い逃げ出来るとか思ってないよな」
志貴先輩も何故に参戦。
ボケキャラクターに成り下がってるんですけど。
アホのはるるんを止める常識人がアホはるるんに参戦するボケに成り下がってるんですけど。

