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「意外とフツーだねー」
「何を求めてんの」
「いやー、でっかいゴジラのぬいぐるみとかあったらいいなーって感じ?」
「どんな趣味だよ」
はぁ。ため息しか出ないよ。
「……志貴先輩、コーヒーいりますか?」
「志貴だけー?俺にはー?」
「はるるんにはやらん。…志貴先輩、どうですか?」
差別やらぎゃーぎゃー煩いはるるんをよそにあたしは彼に聞いた。
「ミルクコーヒーなら欲しい」
きゅん。ギャップ萌……。
牛乳とコーヒー混ぜたらミルクコーヒーだよね?
うん。イエス ウィー キャン。
「了解ですっ」
キッチンに向かう途中、ミルクティーがいいなぁー、なんていうリクエストが聞こえたような聞こえなかったような。
まぁそれが勘違いであっても、優しい美沙ちゃんはみんな分用意するし。
冷蔵庫からペットボトルに入っている市販のコーヒーと牛乳パックを取り出す。
「…………」
ミルクコーヒーって、どんな割合で混ぜんの?
「…………………」
知るかよそんなの。
ま、テキトーでいっか。ミルクコーヒーなんて、牛乳とコーヒー混ざってりゃオーケーっしょ。
コーヒーをコップにいれ、同じ割合で牛乳をいれた。
テキトーにスプーンで混ぜて、これで完成。
ミルクティーは、優季が前に買ってきてくれてあるから、それにしよ。
テキトー イズ THEベスト。
これは、マイポリシーである。

