まず最初に片付けるものをロックオン。
「優季のお泊まりセット……」
優季クンは、夜10時まで。朝は6時から。とあたしの家にやって来る。
彼が疲れている日はあたしの家に泊まっていくようになったのだ。
そのため、優季のパンツやパジャマ。歯みがきブラシに、普段着がリビングの端っこに設置してあるのだ。
もう彼の家がセカンドハウスになってきている。
優季のものを全て持って、クローゼットの下に置く。
その次は、……と。
カレンダーだね。
色々と書いてあるマイカレンダー。
見られると、美沙ちゃんの個人情報が流出してしまう。
ということで、それもクローゼット。優季のお泊まりセットの上に置いた。
次は、次は……。
……ない、ね。うん。
あたし、結構引き出しにいれる派だし。
見えるところには物は置きたくない派だし。
…一応、見られたくないものが入ってる引き出しに鍵でもかけとこ。
かちゃり、かちゃり。
勉強机の引き出し2つに鍵をかける。
あたしは勉強机からテレビのとなりになる棚に移動。
そこにある小さな引き出し。
そこに鍵をかけなくてはいけない。
少しだけ、少しだけ。
そう思いながら、引き出しを開ける。
そこにあるのは、四つ折りにされたルーズリーフ二枚。

