「美沙ちゃんのはるるん救出作戦、その1。はるるんと志貴先輩のすれ違いを無くす」
「……………」
「……………」
「…ここからの話は、はるるんと志貴先輩に任せるよ。あたし居たら話しにくいだろうし」
ここまで言ったら、もうあたしには言うことはない。
それに。
「もう少しで双葉ちゃんが来るよ」
あの天使がやってくる。
「テイッシュ構え」
右手にティッシュ箱を持つ。
…む。
「はるるん、志貴先輩。ティッシュ構え、ですよ」
一人でテイッシュ箱を持って構えてるなんて、あたしが変人みたいじゃん。
「…さっきのシリアスはどこいったのー。どこに飛んでったのー」
「ん?北極くらいじゃない?」
「どこでその切り替えの早さを身に付けたのー」
「あれだよあれ。あたしね、1年前にシャボンディしょ…………いでっ」
「聞いた俺がバカだったから、認めるから。黙って」
「………おキツい一言ですこと」
「事実だ。認めろ」
おっと。ここで志貴先輩による精神攻撃か。
「ふふふ。ふはははははははは」
もう精神攻撃には耐性が出来てると言っておるだろう?
「志貴ーマジでこの子ヤバイじゃないのー?」
「…知るか」
「えっ、…と、あのー。お茶、用意できました」
ててて、天使到来。

