「俺は本気だよ。」 「出来るものならしてみよ。 あの女は我から離れられぬ。」 「何を根拠に?」 「さぁな。 お主の好きにするが良い。 面白い。見物だ」 喉の奥で笑うヴォルド。 ウォルトは歯をギチギチと鳴らした。 大きな音を立てて ドアを閉めて出ていったウォルト。 瞬間、窓ガラスにヒビが入った。 「ヴォルド様!」 「…すぐ戻る」 ウォルトに続くように 出て行ったヴォルド。 頭を抱えるラジル。 と、そこへリダルが現れた。