「…えと、あの……?」
「聞こえなかったのか?この難聴女め。
…放課後、話があるから帰るなよ。」
「「「「ぎゃぁぁぁぁーー!!」」」」
「「「「だめぇぇぇぇーーっ!!」」」」
…っるさ!!
どんだけ叫んでるの、女子たち。
先生まで叫んでるし…。
「…それだけだ。」
と、泣き叫ぶ女子を無視しながら櫻庭芥は
教室を出ていった。
扉が閉まった瞬間…女子たちの視線が
一気に私に……。
その視線は妬み、嫉妬、怒り、悲しみ…
いろんなものが混じっていてとても痛い。
…最悪すぎる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…