私の携帯は…どこに置いたっけ?
あ、そうだった
部屋に置きっぱだ
私は水が付いたままの顔をタオルで軽く拭いた
そして洗面所から自分の部屋に直行して部屋のドアノブに手を掛けたとき
着メロは静かに消えた
あれ?そんなに時間、経ってなくない?
不思議に思いながらドアを開けた
そして机の上に視線を送り、携帯があるのを確認する
少し小さめの勉強机
これは、小学校の入学祝として買ってもらったものだ
あの頃は…楽しかったなぁ
スリ、と机を手のひらで撫でる
あ。こんなことしてる暇ないよ、学校行かなきゃ
途端に我に返った私は携帯を握り締めて急いで制服に着替えた

