希望への初恋。Ⅰ


次はハッキリ聞こえるように言おう。

「好きだよ、美雨。
俺の好きな人は、お前だよ。」

すると、美雨は走り出そうとしていた方を向いた。
一体、どうしたのだろう?
嫌だったのだろうか?

顔を覗こうとした。

すると、「…………ごめん。」と言い、
俺の手を振りほどき、
すぐに走り出してしまった。