やはり最初はあまり話すことが 出来なかった。 話してみたいとは思うものの、 彼女は人見知りのようだったし、 俺を見る女子の目線が気になったからだ。 しかし、そんな俺に転機が訪れた。 山城さんと隣の席になったのだ。 まあ、隣の席になってもあまり 最初は話すことはなかった。 そんなある日、山城さんから 授業前に話し掛けてくれた。 その手には手紙があり、 「桃華はから。」と短いものでは あったが、嬉しかった。