希望への初恋。Ⅰ


やはり最初はあまり話すことが
出来なかった。
話してみたいとは思うものの、
彼女は人見知りのようだったし、
俺を見る女子の目線が気になったからだ。

しかし、そんな俺に転機が訪れた。
山城さんと隣の席になったのだ。

まあ、隣の席になってもあまり
最初は話すことはなかった。

そんなある日、山城さんから
授業前に話し掛けてくれた。
その手には手紙があり、
「桃華はから。」と短いものでは
あったが、嬉しかった。