君と波





それから長い時間、華とLINEをした。


内容は





『先輩はオススメの学食とかありますかあ?(*^ω^*)』



『やっぱりテスト難しいんですか?( ;∀;)』



『髪のセットどうやってしてるんですか?|ω`)』





など、本当にこんな他愛もないこと。





でも何故か飽きなくて、楽しくて


普段絶対にLINEをブチる私が珍しくずっと返信を打ち続けてた。





しかし





「華ちゃん返信遅いな…」




夜の23時を過ぎた辺りから既読も付かなくなり、何度もトーク画面へ行って返信が来ていないか確認をする。



もう寝たのかと思うと、不思議と寂しくて、華とのLINEを読み返していた。




自分も寝ようかとLINEを閉じるも、返信が来るかもと気になってチラチラとLINEを見てしまう。



そんな、らしくない自分に呆れていつもより早くベットへと入った。




LINEなんて、してもしなくてもいいはずなのに…



相手の返信なんて気にならないはずなのに…




何でこんなに華からの返信を待っている自分が居るのか分からなくイライラした。



何だか、自分のペースを乱されている気がして気持ち悪い。