竜の花嫁になって喜ぶ人間がどこにいるのか。

レインは自らの正体を姫にさらしたことを後悔していた。

そして夜のうちにこっそりと旅に出た

姫「レインさま〜」

姫がおいかけてきた

姫「あなたは、自分の姿を悔いておいでですね?どれだけ姿がみにくかろうと、あなた程心の美しいかたはおりません。私もどうか、連れていってください。いえ、いやでも着いていきますわ」

レインは姫を抱きしめた

夜を照らす、月だけが、二人をみつめていた

ファイン!!

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