桜田中学では、入学したらすぐ修学旅行があるみたい。
修学旅行ってきくといろいろ思い出がある。
小学校6年のころだ。
昔から私のお母さんは心臓が弱くずっと病院に入院している。
そこに悲劇がおこった。
「お母さん、私一週間後修学旅行なんだ!」
「そうなのね、たのしんでくるのよ」
「うん!お見上げなにがほしい?」
「私はなんでもいいわ。あなたがすきなモノでいいわよ」
「わかった!」
部屋から出ようとした瞬間、お父さんがきた
「よく聞いて欲しい。」
お母さんと私は、いったいなんだ?って顔をして話にききいった。
「ガンが拡がって母さんの余命は後一週間らしい。修学旅行いってる間に…もしかしたら」
その続きはわかった。
「…しってたわ」
「お母さん…?」
「…私の事は大丈夫。だから、修学旅行たのしんできなさい。」
「でも…っ」
「私はそんなに簡単に死ぬほど弱くないの。」
「…っ」
お父さんは無言だった。
「いやだ!いきたくない!最後はお母さんと一緒にいたい!やだよ!」
「…母さんの最後のお願い聞いてやれ」
「お父さん…っ!ヒックヒクうわぁん…」
その夜3人で病室に寝ました。
泣きながら