君だけ思ってくれればいい【完】

「あっ!思い出した‼︎」


今更かよと藍梨を横目で見つつ、父から内容を聞く


『…あぁ?』


思わず、思いっきり素がでてしまった


『…わかりました。ただ今日は生徒会の仕事があるので終わったら向かいます。…はい。はい。わかりました。藍梨もいっしょ…って、え?朔もですか?わかりました。』

そう言うと舌打ちをしながら電話を切る