「…なにしてんの?」

『水道壊れてて水かかっちゃった』

バレないように…


「…はー馬鹿じゃね?藍兎に言わないようにしてんだろ、どーせ。藍兎に言えばいいのに」


そう言うとタオルを貸してくれた

「今日は帰ったら?藍兎には言っとくから」


『あり、がと』

「ん。あー荷物は藍兎にでも家に持ってかせる」

『うん…』


そしてその日は早退した