君だけ思ってくれればいい【完】

「ふふ‥帰ってくるの待ってるから行ってらっしゃい?」

優しく言うお母さん

「ほら早く行かないと遅刻するぞー?」

新聞を読みながら言うお父さん


『じゃ早く帰ってくるから待っててね??』

「藍兎ー‥藍梨行きたくない…」

『藍梨行こっ!!』

渋々2人で手を繋いで学校へと向かった