「藍、兎くんっ…」


『…話して?』
「嫌っ!」


そこは即答なんだね(笑)

『……はー』

「…藍兎くんは私のこと…嫌い?」

そのこと話してないんだけどなー

『好きだよ?』

「だよね…ってえ!?」

あ、離してくれた←

「いまなんて…」

『だから、好きだよ?俺はね』

「だ、だって私なんか好きになんてなるわけ…」

『…なんかって何?好き嫌いなんて他人に決められるようなことじゃないでしょ。で、俺の質問には答えねーの?』

那奈の方を向いて言うとそらされた

『あっそ、言う気ないわけな?』

じゃいーやと伝え再び生徒会室に出ようとすると

「い、言うから!」

ドアへと寄りかかり、那奈の方を見る