君だけ思ってくれればいい【完】

藍兎くんはソファーで寝てた

綺麗な寝顔だなーとマジマジと見ちゃった
だってこういうときじゃなきゃ見れないし、ね?←

やっぱりすごく整った顔してる

ニキビとか何もないし鼻筋は綺麗だしまつ毛は長いし…

思わずため息ついちゃった

「…ん…」

やばいと思い隠れようとしたら手を掴まれてる…
ていうか起きてる、これ絶対!!
だって片目あいてる!←

「ガン見しすぎ」

クスクス笑いながら言われちゃった

『帰る』

立ち上がろうとしたら引き寄せられ、横になってる藍兎の胸にすっぽり入ってしまった

「帰っちゃダメ」

そういうと私を抱えてソファーからベッドに。
しかもお姫様抱っこ

いや、ここ生徒会室だよね!?
なんでベッドがあるの!?