君だけ思ってくれればいい【完】




『顔も知らない人となんて嫌だよ!!!』


「あら、顔は知ってるはずなんだけど…」



『え!?それこそ誰!??』









「貴戸藍兎くん。貴戸家の御子息よ?」






きど…?あいと…?
きどあいと…?
貴戸藍…兎?

『え、貴戸藍兎ってあの!?藍兎くん!?』



「そうよ?頼むわね♩」