「…と、…いと…藍兎ってば!!!」

『へっ!?わりっ聞いてなかった』

朝食を食べながらボーッとしていたらしい

今は貴戸家を出て那奈と同棲してる

結婚する前にお互いを知るのも大切だからって


『で、何?』

「今日遅くなるんでしょ?何時ぐらい?」

『あー…ちょっとわかんないわ。遅いのは確実だし、寝てていいから』

「…わかった」