しだれ桜~戦国純愛物語~

「おやっ!これはこれは姫様がたもおそろ いで!」




いつも元気がよいのね!




じいやの加美山、ちっさい頃からよーく知っているじいや。



まあ、ちなみに独身。






「殿っ!お客人が参られてますぞ!」 






「客~?…呼んだっけ?」



ガクッ



「殿っ!お忘れかっ!お客人は…っ」



「じょーだんじゃよ冗談!
 ま、はよ通せ」



「承知。
 ささっ、お入りなさい」





そこに現れたのはー